「お祈りメール」は優しさで出来ている?

こんにちは、ルトです!
今日は就活で誰もが一度は耳にするであろう――

「お祈りメール」

について、採用担当の立場からちょっとだけお話したいと思います。

「お祈りメール」ってなに?

正式には、「不合格通知」のこと。
でも、メールの最後に必ずと言っていいほど、

「○○様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。」

と書いてあるので、学生さんの間では「お祈りメール」って呼ばれているようです。
私も就活していた頃、そう言ってました。ちょっと切ない響きですよね。

「メールで不合格って冷たくない?」って思うかもしれないけど…

この疑問、めちゃくちゃよくわかります。
直接電話の方が誠実に感じるよね、って。

でも実は、最近の学生さん、知らない番号からの電話に出ない方がすごく多いんです( ノД`)シクシク…。
(私も昔そうだったかも…)

電話連絡は、まさに「すれ違いループ」

出ない→留守電入れる→折り返しを待つ→授業中/バイト中で出られない

ようやく折り返し!と思ったら…

ちょうど人事トイレ中。
(私です。)

で、またかけ直してもらって、またすれ違って…
永遠に終わらないすれ違い地獄ループになるんです。

合格連絡ならまだ頑張れる。でも不合格は…

合格だったら「よっしゃ!何回でもチャレンジするぞ!」ってなるけど、不合格の連絡となると…これはキツい。
せっかく頑張って折り返してくれた学生さんに、

「今回はご縁がなくて…」

って伝えるの、本当に辛いんです。
正直、何回やっても慣れません…。

だからこそ「お祈りメール」

そんな背景もあって、不合格通知はメールでお送りすることが多いです。
たしかに少し事務的に見えるかもしれませんが、本当は「ちゃんと伝えたい」という気持ちがあっての選択です。

一通一通、心の中で「ごめんね」と「応援してるよ」を込めて送っています。

最後に

「お祈りメール」は、ただのテンプレじゃなくて、相手を思うからこその配慮なんです。

読んだときはショックかもしれないけれど、どうか、「ここにも人がいるんだな」って、少しだけでも感じてもらえたら嬉しいです。

私たち採用担当も、就活生と同じくらい、日々奮闘しています。
一緒に、がんばっていきましょう!


🎁 就活生の皆さんには必要ないかもしれませんが…。

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