封筒の宛名・敬称の正しい書き方と注意点

リクの就活指南

こんにちは、リクです。
日々、たくさんの応募書類を受ける中で、ほんの少しの書き方の違いで印象が変わってしまうことがよくります。
今日はその中から、実際にあった例をひとつご紹介しますね。


以前、ある学生さんから届いた応募書類の封筒には、次のように書かれていました。

〒999-9999
東京都○○区△△1-1-1
株式会社×××× 人事部
リク 宛

さて、どこが少し気になる点か、わかりますか?
もちろん、このままでも私の手元には届きますし、大きなトラブルにはなりません。
ただ、「あれ?」と感じてしまうんです。

「宛」と「御中」「様」はどう違う?

確かに私自身が学生に「…リク 宛 で郵送願います。」とメールでご案内しました。
ただ、「宛」という言葉は、“〜へ送ります”という意味を表すだけで、敬意を示す言葉ではないんです。
封筒に書くのは、基本的には以下のどちらかを使うのが正しいマナーです。

  • 部署など組織宛 → 御中
  • 個人宛 →

ですので、今回のケースでは次のように書くのが正解です。

〒999-9999
東京都○○区△△1-1-1
株式会社×××× 人事部
リク 様

✏️ 封筒の書き方のコツ

  • 住所は正しく正式名称で、省略せずに書く
  • 黒の油性ペンで丁寧に書く
  • 左下に「履歴書在中」を赤で書き、枠で囲む
  • A4サイズの書類が折らずに入る角形2号封筒を使用する

💡 採用担当からのお願い

「御中」や「様」を使わず「宛」だけで送ってしまうと、ほんの少しですが「就活マナーをあまり確認していないのかな?」と感じてしまうことがあります。
大きな減点にはならないとはいえ、最初の印象を損ねないためにも、正しい敬称をしっかり確認してから封筒を書くことをおすすめします。

まとめ

  • 部署宛 → 「御中」
  • 個人宛 → 「様」
  • 「宛」だけは使わない
  • 丁寧に正式名称で書く

応募書類は、あなたの第一印象をつくる大事なメッセージです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。