年間休日は何日あれば多い?就活で失敗しない休日と労働時間の見方

こんにちは、リクです。
「年間休日 何日あれば多いの?」って、就活中に絶対気になるポイントですよね。
求人票に書いてある数字だけで「ホワイトだ!」「ブラックだ!」って判断してませんか?
実はこの数字、見方を間違えると痛い目にあいます。

年間休日の「普通」って何日?

まず基準になるのが週40時間ルール
労働基準法では「1週間の労働時間は40時間以内」「1日8時間以内」が原則です。

この条件で週5日勤務なら、

  • 2日休み × 52週 = 年間休日104日

つまり、年間休日104日は、法律を守った“モデルケース”なんです。

「年間休日52日」でも法律上はOK!?

これ、ちょっと驚く人も多いんですが…
労基法では「週1日」または「4週に4日」の休みを与えればOK。

つまり年間休日52日でも、1日の労働時間を短くすれば違法じゃないんです。
ただし!6.67時間(6時間40分)を超えると残業扱いになります。
「休日少ないけど労働時間短め」な会社もあれば、逆に残業だらけの会社もあるので注意。

年間休日だけで会社の良し悪しは決められない

例を挙げると…

  • 年間休日100日でも:残業ほぼゼロ&有休取りやすい会社は働きやすい
  • 年間休日125日でも:残業40時間&有休ゼロの会社は超ハード

要するに、「休日数」だけじゃ会社の働きやすさは測れません。

求人票でチェックすべき3つのポイント

  1. 年間休日が104日未満 → 労働時間と残業時間をセットで確認
  2. 所定労働時間と残業時間の記載を確認
  3. 面接で「1日の流れ」や「月の残業時間」を聞く

これだけで失敗リスクはかなり減ります。

まとめ:数字より“中身”を見よう

就活では、年間休日の数字だけに惑わされないこと
法律の基準、残業の有無、有休の取りやすさ…全部を合わせて「働きやすさ」を判断しましょう。
数字だけを見て就職先を決めると、入社後に「こんなはずじゃ…」となるかもしれません。


🎁 労働時間や休日制度については厚生労働省の公式ページがおすすめです。

労働基準法について|厚生労働省

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