こんにちは、採用担当のリクです。
今回は「字がキレイかどうか」で書類選考に落ちること、あるのか?という話。
結論から言うと…あります。
特に応募がめちゃくちゃ多い大手企業や人手不足の急増期など、“一瞬で判断しないと追いつかない”状況だと、字が読みにくいだけで落とされちゃうこともあるんです。
なぜ読みにくい字だとアウトなの?
理由は主に2つ。
- 「丁寧さ」が伝わらないから
字が雑だと、本人の印象に「雑な人」「丁寧じゃない人」のレッテルが貼られることも。新卒の履歴書は“あなたの第一印象”だから、誠実さが伝わる字で書くことは想像以上に大事。 - 読み手の負担を減らしたいから
人事は山のように集まる履歴書をチェックしています。読みづらい字は「もういいや」でスッと棚上げされちゃう可能性も。読みやすさは親切とスピードの両得なんです。
でもPC作成なら安心?そんなことないんです。
最近はWordで履歴書を作ってPDFで送る子が増えましたよね。それ自体はOK。ただ、問題は…
- 文字のフォントサイズや系統(装飾フォント)が読みづらいかも?
- PDFでも、印刷して確認して欲しい。
- 手書きの根強い文化を持つ企業では「字から人柄が出る」って信じている人事も多いんです。
結局両方の良さを意識して、狙う企業によって切り替えるのがベター。
リクがすすめる「文字がキレイに見える」5つのコツ
ステップ | 内容 |
---|---|
1 | 下書きOK。まず下をペンで軽く引くのが超おすすめ。 |
2 | ペンは 黒の極細0.5mmが鉄板。濃すぎず薄すぎず。 |
3 | 字の大きさは 初号2行分を目安に。小さすぎると読みにくいです。 |
4 | 書いた後に写真に撮る → 視力検査ついでにチェック。ズレてないかも確認できます。 |
5 | PC作成はフォントを明朝や游明朝・游ゴシックなど、読みやすさ重視で選ぶ。 |
実際にあった、字のせいで落ちた子の話
ある日、字が明らかに崩れている子の履歴書が来ました。内容は悪くないのに。
後日、理由を聞いたら「高速バスの中で書いた」「消しゴムを忘れて…」とのこと。丁寧に書く気持ちは伝わったんですが、ゆっくり落ち着いて書こうね、と優しく指導しました。
最後に:文字はあなたらしさの第一歩
- 「丁寧」な字=あなたへの信頼に直結する演出。
- PC作成+手書きのバランスも時には武器になる。
- 始めから完璧じゃなくても、改善しようという姿勢が伝わることが何より強みです。
履歴書は“あなたの最初の手紙”です。字面の美しさも、その中身の大事な一部として、丁寧に書き込んでほしいなと思います。
コメント