字が汚いと落ちる?そんな話、聞いたことありますか

こんにちは、採用担当のリクです。
デジタル化が進む今の時代でも、就活・転職の相談で絶えないのが「字が汚いのですが、手書きの履歴書じゃないとダメですか?」「字が汚いと落ちますか?」という悩みです。

結論から正直に言いましょう。 「字がキレイか汚いか」で合否は決まりませんが、「丁寧に書かれたかどうか」は合否に直結します。

特に応募が殺到する大手企業や、1日に何十枚も書類をさばく採用現場では、字の印象が「一瞬の判断」を左右することがあるのです。

なぜ「読みづらい字」は選考で不利になるのか?

人事が「字が汚い(雑な)」書類を敬遠するのには、単なる好みの問題ではなく、明確なビジネス上の理由が2つあります。

  • 「丁寧さ」を「誠実さ」の指標にしているから 履歴書は、企業に対する「最初の手紙」です。その大切な書類がなぐり書きのような字で埋められていたら、私たちはこう考えます。「この人は、一生を左右するかもしれない大事な場面でも、この程度の準備しかできないのか?」と。字の丁寧さは、そのまま仕事への**「誠実さ」や「細部へのこだわり」**の評価に置き換わるのです。
  • 「読み手への配慮」がないと判断されるから 人事は山のような履歴書をチェックしています。解読に時間がかかるほど読みづらい字は、それだけで読み手に負担を強いています。ビジネスにおいて「相手が読みやすいように配慮する」のは基本中の基本。それができていない書類は、「顧客に対しても配慮が足りない仕事をするのでは?」という懸念を抱かせます。

PC作成なら安心? デジタル時代ならではの落とし穴

最近はPC作成の履歴書が一般的になりましたが、PCなら何でもいいわけではありません。

  • フォント選びのセンス: 装飾の多いフォントや、細すぎて読みにくいフォントは逆効果です。
  • レイアウトの崩れ: PDFに変換した際に枠からはみ出していたり、改行が不自然だったりすると、結局「雑な人」という印象を与えます。
  • 手書き文化を持つ企業への対応: 老舗企業や保守的な業界では、今でも「字に人柄が出る」と信じている層が一定数います。相手の文化に合わせて「あえて手書きを選ぶ」という戦略も、時には必要です。

【実録】字のせいで「あと一歩」を逃した学生の話

以前、内容は素晴らしいのに、字が極端に崩れている履歴書がありました。面接で会ってみると非常に優秀な子だったので、後日「なぜあの字だったの?」と聞くと、「移動中の高速バスの中で、締め切り間際に書いた」とのこと。 彼は最終的に合格しましたが、もし彼が「ボーダーライン上」の評価だったら、あの書類の印象で真っ先に落とされていたはずです。

💡 リクが教える「字がキレイ(丁寧)」に見える5つのコツ

「書道家のような美しい字」を目指す必要はありません。私たちが求めているのは「読みやすさ」です。

  • 補助線を引いてから書く 無地の欄に書くときは、鉛筆で薄く下書きの線を引いておきましょう。字が真っ直ぐ並んでいるだけで、清潔感は2倍アップします(後で消すのを忘れずに!)。
  • ペンは「0.5mm」のゲルインク一択 かすれやすいボールペンや、太すぎるサインペンはNGです。0.5mmの黒のゲルインクは、適度な濃さと太さで「自信」と「知性」を感じさせます。
  • 「一画目」を意識して、少しゆっくり書く すべての字を丁寧に書こうとすると疲れます。漢字の「一画目」と、ハネ・ハライを意識して、普段の0.8倍のスピードで書くだけで、見違えるほど整います。
  • 余白をデザインする 枠いっぱいに詰め込むのではなく、上下左右に適切な余白を作りましょう。文字の大きさは、枠の7〜8割程度に収めるのが最も読みやすいです。
  • PC作成なら「游明朝」か「游ゴシック」 Windows/Mac共に標準搭載されており、ビジネス文書として最も信頼感のあるフォントです。サイズは10.5pt〜11ptが適切です。

まとめ:履歴書は“あなたの最初の手紙”

字面の美しさは、中身を読んでもらうための「チケット」のようなものです。 「字が汚いから…」と諦める必要はありません。大切なのは、「読み手である採用担当者に、自分の思いをストレスなく届けようとしているか」という姿勢です。

その丁寧な一文字一文字が、あなたの信頼に直結します。

書類が通ったら、次は「面接」の準備です。自信を持って挑むために、こちらの記事も読んでみてくださいね!

コメント