【採用歴10年リクが警鐘】後悔しない!ブラック企業の見抜き方:現役採用担当者が教えるチェックリスト

🌟 はじめに:内定はゴールじゃない。あなたのキャリアを守るための「危機管理」

こんにちは、リクです。

「とにかく内定がほしい」「早く就活を終わらせたい」――その気持ち、痛いほど分かります。でも、ちょっと待ってください。内定をもらうことは、あくまでスタートライン。本当に大切なのは、「入社後にあなたが幸せに働けるか」、これに尽きます。

残念ながら、世の中には学生の熱意や焦りを利用する、いわゆる「ブラック企業」が存在します。しかし、彼らは求人広告や面接では、決してその「黒い実態」を見せません。

このブログでは、前職で大手求人広告会社の営業として、そして現職で新卒採用のリーダーとして、数多くの企業の内情を見てきた私、リクが、採用担当者だからこそ知っている「ブラック企業の見抜き方」を、具体的なエピソードを交えて包み隠さずお伝えします。あなたの貴重なキャリアと未来を守るための、チェックリストとして活用してください。

🚨 チェックリスト1:即決内定は危険信号?「考える時間」を奪う企業の真意

あなたは面接で、その場で口頭で内定を言い渡された経験はありませんか?

特に就活の終盤や、内定がなかなか出ない状況の学生さんは、その場で内定をもらうと一気に気持ちが高揚し、「もうここで決めてしまおう!」と承諾してしまいがちです。

でも、ちょっと冷静になってください。

私が以前、転職活動をしていた時のことです。ある社長面接で、「ぜひあなたに入社してほしい。内定だ。今、ここで決めてくれないか?」と、その場で内定を伝えられました。

もちろん、企業側の熱意は嬉しいものです。しかし、「その場で決断を迫る」行為の裏側を、採用担当者として考えてみましょう。

  • 戦略的な「逃げ道封鎖」:企業は、あなたが他社と比較検討する時間、冷静に企業の情報を調べる時間、そして家族や友人に相談する時間を与えたくないのです。時間を空けると、あなたが辞退するリスクが高まることを知っているからです。
  • 罪悪感の植え付けとオワハラリスク:その場で承諾しないと、「せっかく内定を出したのに」「期待していたのに」といった、あたかもあなたが悪いかのような罪悪感を植え付けようとするケースもあります。ひどい場合は、「その場で承諾しないなら内定取り消し」といったオワハラ(就活終われハラスメント)を匂わせる企業すら存在します。

【リクのホンネ】
「検討する時間を与えない」企業は、入社後も「あなたの意見や私生活を尊重しない」体質の可能性があります。

内定は、あくまで「あなたを採用したい」という企業からのオファーです。それに対する返事は、あなたが自分のペースと判断で行うべきものです。

その場で承諾を迫られても、「大変光栄ですが、一度持ち帰って家族と相談させてください」と毅然とした態度で断ってOKです。 もしその対応で内定を取り消すような会社であれば、むしろ辞退して正解です。

🚨 チェックリスト2:求人票の闇「みなし残業」と「有給奨励日」の落とし穴

次に、求人票でよく見かける二つの項目、「みなし残業」と「有給奨励日」について、私が実際に経験した「求人広告の裏側」を教えます。

① 「みなし残業」の真実:なぜ企業は残業代を固定で払うのか?

「給与には〇〇時間分のみなし残業代が含まれます」という表記を見たことがあるでしょう。

私が以前勤めていた会社も、給与にみなし残業代が含まれていました。しかし、その会社では具体的な「何時間分」という定義がなく、またタイムカードもなかったので、実態はサービス残業の温床になっていました。

たとえ「みなし残業が20時間分」と明記されていても、警戒が必要です。

【リクのホンネ】
企業は残業代を支払いたくないのが本音です。

  • もし残業がほとんど発生しない企業であれば、わざわざ「みなし残業代」を設定せず、純粋な基本給を高めに設定する方が、優秀な人材へのアピールになります。
  • あえて「みなし残業20時間」を設定するということは、「概ね、毎月20時間程度の残業が発生することを前提としていますよ」という裏のメッセージだと受け止めるべきです。

もし20時間を超えた残業が発生した場合は、当然、追加の残業代が支払われなければなりません。しかし、その「追加分」を支払わない、あるいは非常に申請しにくい雰囲気がある会社は、要注意です。面接で「実際の残業時間は平均どれくらいですか?」「20時間を超えた場合の申請ルールは?」と具体的に質問してみましょう。

② 「有給奨励日」の裏側:本当に休める日なのか?

「年間休日〇〇日」とは別に、企業の採用ページなどで「有給奨励日」という言葉を見かけることがあります。一見すると、「積極的に有給を取ってね」という意味に聞こえますよね。

私が以前いた会社にも「有給奨励日」がありました。それは、土曜日や大型連休の谷間の日などが指定されていました。

本来、有給奨励日は「社員が遠慮なく有給を取得できるように」という会社からの配慮のはずです。しかし、実態は「会社が指定した日に、有給を強制的に消化させているだけ」でした。

一応、法律的には、年次有給休暇の「5日を超える部分」について、労使協定を結べば会社が「計画的付与」として取得時季を指定することは認められています。しかし、この制度を悪用し、実態として社員が自由に取得できる「年5日」の部分まで取得しにくい雰囲気を作り出し、有給休暇を強制的に消化させているだけの企業も存在します。こういう会社は、概ね残りの自由に使える5日も取得させない雰囲気が強い傾向にあります。

「奨励」という美名のもとに、「強制」が行われていないか? 面接で「奨励日は社員が自由に選べるのですか?」「それ以外で自由に取得できる有給はどれくらい残りますか?」と確認が必要です。

🚨 チェックリスト3:年間休日・社内行事「数字の裏の行動」に目を凝らす

年間休日日数は、企業を選ぶうえで最も分かりやすい指標の一つです。

私が求人広告の営業をしていた頃に話を聞いた、ある企業のケースを共有しましょう。その会社の年間休日は85日でした。これは、土日祝日をすべて休みにした場合と比べると、極端に少ない日数です。

しかも、話はそれだけでは終わりませんでした。その企業は、休日の土曜日や日曜日に社内行事(バーベキュー、運動会、研修など)を頻繁に開催していたのです。

  • 原則強制参加
  • もちろん出勤扱いにはならない(休日出勤手当も出ない)

実態は「85日よりさらに休めない会社」だったわけです。

【リクのホンネ】
年間休日日数が少ない企業は、単純に「働く時間が長い」だけでなく、「社員のプライベートを尊重する意識が低い」可能性があります。

数字だけを見て安心せず、「その休日以外に、社員に何を求めているか?」という企業の行動にまで、目を凝らす必要があります。面接や企業説明会で、「土日の社内行事の有無と、その参加は任意か強制か?」をさりげなく確認してみることをお勧めします。

✅ まとめ:後悔しない企業選びのための「最終チェックリスト」

ブラック企業は巧妙に自らの実態を隠しますが、「あなたを尊重しているか」という視点で見れば、必ずヒントが見えてきます。

最後に、内定承諾前に必ずチェックしてほしいことをまとめます。

項目チェックポイント警戒レベル
即決内定その場で承諾を強く迫られたか? 考える時間を与えようとしないか?
みなし残業具体的な時間数(例:20時間分)が明記されているか? 残業がないとアピールしているのに設定されていないか?中~高
追加残業代みなし残業時間を超えた場合の申請方法や支給実態を具体的に確認できたか?
有給奨励日奨励日が多すぎて、自分で自由に使える有給がほとんど残らない状況ではないか?中~高
年間休日同業他社と比較して極端に少なくないか?(平均120日前後が多い)
休日行事休日に行事や研修があり、それが強制参加、かつ手当が出ないものではないか?
退職者の多さ企業の採用ページで、若手社員の定着率を尋ねてみる。言葉を濁す場合は注意。

就活は「企業を選ぶ」と同時に「企業に選ばれる」プロセスです。しかし、最終的な選択権は、あなた自身にあります。

あなた自身の価値観と、このチェックリストを照らし合わせ、後悔のない企業選びを実現してください。私たちリクとルトは、あなたの成功を心から応援しています。

コメント